給食と食育
ひだまりの食卓
朝いちばん、園に着くとお出汁のにおいがします。給食室の大鍋から立ちのぼる湯気は、ひだまりの一日のはじまりの合図。「食べること」は、いのちをつくること。そして「おいしいね」と顔を見合わせる、いちばん身近なしあわせの時間でもあります。
献立は栄養士の高橋と調理員3名、担任の先生が、こどもたちの「きょうの食べっぷり」を見ながら毎月いっしょに考えています。献立表は毎月25日ごろ、れんらくアプリと玄関掲示でお知らせしています。
せんせい、きょうの給食なあに?
朝の会でいちばん盛り上がるのは、実は今日の献立の発表だったりします。食いしんぼう、大歓迎。「食べたい」という気持ちは、生きる力そのものだから。
01
セミバイキング
3歳児クラスから、給食は「セミバイキング」。並んだおかずを見て、自分の食べられる量を自分でよそいます。「ちょっとにする」「いっぱいにする」を自分で決めるから、完食できたときの顔が違います。
苦手なものは「ちょっぴり」でいい。減らすのも増やすのも自分しだい、という安心感が、結果としてこどもを野菜と仲直りさせてくれます。
02
畑活動とクッキング
隣の田中さんにお借りしている畑で、トマト、きゅうり、さつまいもを育てています。水やり当番のこどもたちは、実が赤くなるのを毎朝チェック。自分で育てた野菜は、不思議とぜんぶおいしいのです。
収穫した野菜は、月に一度のクッキングの日へ。とうもろこしの皮むき、おにぎりにぎり、味噌汁の具きめ。包丁は使わなくても、「ごはんをつくる人」の気持ちは、ちゃんと手のひらに残ります。
03
アレルギーへの対応
食物アレルギーのあるお子さまには、医師の「生活管理指導表」をもとに、栄養士と担任が連携して除去食で対応しています。受け渡しは必ず2人での声出し確認。トレーの色も分けて、まちがいが起きない仕組みをつくっています。
04
行事の食卓と、お誕生日献立
お米は市内の米屋さん、野菜の多くは田中さんはじめ近くの農家さんから届きます。「これ、田中さんちの大根だよ」と顔の見える食材は、いただきますの意味を教えてくれます。
お正月の七草がゆ、節分のいわし、冬至のかぼちゃ。季節の行事食も大事にしています。そして毎月のお誕生日会の日は、給食がその子のリクエスト献立に。今年いちばん多かったリクエストは、からあげとフルーツポンチでした。